Total Network Monitor 2はローカルネットワークや個々のコンピュータ、および細心の注意と徹底的な管理を必要とするサービスの継続的な監視を目的として設計されたネットワーク監視ソフトウェアプログラムです。TNM 2 は事前に発生した問題を通知し、障害発生状況に関する詳細なレポートを生成します。
モニターはサービスの運用、サーバの状態やファイルシステムなどの側面を常時監視する特殊なオブジェクトです。モニターを作成し、個別の要求に合わせて微調整した上で実行すると、リアルタイムにネットワークの状態を表示します。
任意のパラメータが正常な状態から逸脱している場合、モニターはユーザーがあらかじめ定義したアクションセットを実行します。たとえば、サウンドの再生、メールやインスタントメッセージを使ったインシデントの詳細な説明の送信、リモートPCの再起動、アプリケーションの起動などです。
モニターログには実行されたすべてのアクションの履歴とすべてのモニターから読みだしたデータが記録されています。これは日々のネットワーク管理業務に大いに役立つデータとなります。
Total Network Monitorは分析に必要な全てのデータを提供するセンサーを通して外の世界とつながっています。あらゆるケースに応じた様々なセンサーが用意されています。サーバを監視するためのネットワークプロトコルを介したリクエストの送信、サービスの検査、イベントログやWindowsのレジストリキーの値のチェック、リモートコンピュータ上のファイル内の文字列の検索など、これらすべてのタスクをTNMは難なくこなします。
不具合が発生すると、アクションが実行されます。これらのアクションによる警告により、ユーザーは時間内に全てを修正できるようになります。たとえばサービスやリモートコンピュータの再起動、アプリケーションの起動、スクリプトの実行などの応急処置を実施します。また、単純にイベントを記録することもできます。
Total Network Monitor 2 は稼働中のすべてのモニターを追跡し、実行されたセンサーに関する必要な情報をモニターログに記録します。あらゆるモニタの状態変化はモニターログに記録されます。
統計情報には、選択したモニタの実行時間、最終チェック実行日時、合計チェック数、およびステータスが緑・赤・黒になっているモニタの数が含まれています。アクティビティ図は、選択したモニタセンサーの計測結果を視覚的に表示するツールです。
Total Network Monitor は実行されたアクションを各々 アクションログに記録します。